カトー折りの散歩道(第五十六歩)
■優先順位を確認し合うことが大切
今日は11月1日である。10月のコラムを昨夜に書いたものの、納得していない自分がいるので再度、トライをしている。
遅れた理由は自分の中でこれは頑張ろうというイベントがその数日前にあって、それが終わったホッとして疲れというか、その反動もあって忙しい毎日となってしまった。
昨夜、何かを忘れていることに気づいて、ハッと目が冷めて、コラムだ。コラムを書かないと思って、書き始めた。ところがその内容は言い訳がほとんど、読者になんのメリットのないもの、空っぽだったと、今朝気付き、書き直しているところだ。
10月も充実した日々を過ごせました。ただ無職であり、稼ぐこ
とをやめてしまった私にとっては消防団の報酬が唯一の収入源ともなろうが、半年に一度の振り込みは稼いでいるという感覚はならない。
何かを始めないといけないと思いつつ、10月の後半のとき、シルバー人材センターがあって、マンションの清掃の仕事が近所にあるのでどうかという連絡があった。一度は検討する気になったが、火曜、木曜、土曜の午前中の仕事とはいえ、今のボランティア活動を謳歌している私にとって、また旅行を楽しみにしている妻にしてみれば、この日にちの制約がなければよいが、その日程は休めないという約束があると念を押されたので休日申請ができないのなら、夫婦で話し合って、ダメということにした。
この出来事は何が大事なのかという優先順位を確認し合うことに役立った。
まず、健康、そして家族、次に仕事だということだ。
あ、コラムはなんだろう、そうか、だから遅れたのかな、、、と思った。自分の身体は知っている何が大切かをそれを知らない自分いて、今回、それを知る機会があったということである。
腑に落ちるということが大切なんですね。
(カトー折り/防災士 加藤 祐一)
【執筆者プロフィール】
加藤祐一(かとう ゆういち)
カトー折り研究所(主宰) / NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット(理事)
カトー折りで、eco japan cup2009 「広げるエコ賞」。2011年には「エコチャレンジ賞」。それがきっかけでカトー折り研究所を主宰。エコや防災、暮らしに役立つペーパークラフトを考案するなど幅広く活動中。
ブログ:https://blog.goo.ne.jp/kato911
資格など:防災士、防災トイレアドバイザー
■今月のカトー折り
~テーパ皿の折り方~
出版する前の事ですが、どうやってカトー折りを伝えたらよいか、それに試行錯誤していました。そのときに書いていたものです。
この折り方はひねり折りとも呼んでいました。あるカトー折りのイベント会場でこの折り方をご家族に教えたことがありました。おばあちゃん、孫の女の子、お母さん、お父さんにしです。そしたら一番速く覚えたのが女の子でせした。彼女はそのあと、どんな紙でもすぐにこの折り方を作って、次々と以下のようなお皿を作っていったのです。一番驚いたのはおばあちゃんでしたが、本当はわたしだったかもしれません。どうしてでしょう。
10月のイベントとして私は講師をしました。ボランティア研修会で災害時の食事でカトー折りで楽しくというものです。その中でこの折り方を参加者全員にやってもらいました。ところがまったく出来ない人がいまいした。それは現役の職員でした。なんでしょうね。
みなさん、ぜひ、この折り方に挑戦してみてください。

