アメリカ便り(第五十九歩)
■アメリカSNSでの日本の話題
こんにちは!寒さが厳しくなってまいりましたね。アメリカでも早速歴史的な寒波が駆け抜けました。2021年の「テキサス大停電」に次ぐレベルの被害があったと報道されています。特に今回はテネシー州で史上最大の停電が発生したとのこと。今回の寒波は変でした。雪も硬く降った翌日にはツルツルの氷になって、道路が文字通りスケートリンクのようになっていました。SNS界隈では、「今回のは明らかに人工的」で、カチカチの硬い雪を燃やすと焦げてプラスチック臭が出るとか、HAARP特有の雲やケムトレイルなどの報告も出てましたが、テネシー州でディープステートの大型逮捕作戦が実行するためだったという説も出ています。何はともあれ、ダラスでは大きな停電もなく何とかやり過ごすことができました。写真右はダラスの雪の中でも頑張っているUBER EATSのデリバリーロボット。
さて、そんなSNS界隈ですが、Geminiによると日本に関して以下のようなトピックがトレンドになっているそうです。3つ紹介したいと思います。
1. 2月8日の衆議院選挙とAIによる偽情報への警戒: X(旧ツイッター)では、今年の衆議院選挙に関した投稿がトレンドを席巻しています。私も在外選挙のためにヒューストンまでわざわざヒューストンまでドライブしてきました!(ゆうこく連合がんばれ!)物価高や消費税についての論議が活発とのこと。そして特に注目されてるのが、いわゆるディープフェイク動画ニュースです。
NHKや読売新聞などの実在するニュースキャスターにそっくりなAI動画が特定の候補者を支持しているかのような偽情報を流していて、これに対して真偽の見分け方が今月の必須スキルとして共有されているそうです。例えば、瞬きのタイミングが不自然だったり声と口の動き方が合わないとかなどです。また、昨年度末からの高市政権による対中・対台湾政策発言に関連してトランプ政権との連携がどうなるのか注目されています。
2. 「平成レトロ」と「少女漫画風ファッション」: TikTokやインスタグラムでは、Z世代からアルファ世代にかけて、「平成ガール」というスタイルがブームになってます。1990年後半から、2000年初頭の日本のポップカルチャーを現代風にアレンジして楽しむスタイルだそうです。90年代の恋愛まんがのキャラクターのような少し大げさで可愛らしいヘアスタイル。おもちゃのようなデザインの化粧品。帽子やバッグを大量の缶バッジで埋め尽くし自分を表現するのが流行しているそうです。AIで作成した画像を貼り付けてみました。いかがですか?
3. 「つながらない権利」: ワークライフバランスに対する意識の変化が、LinkedInやnoteなどのプラットフォームで大きな声で議論を呼んでいます。2026年初頭のアメリカの労働法に関する議論 世界的に普及しているチャットベースのコミュニケーションツールslack(スラック)その他のコミュニケーションツールを通じて、勤務時間外や休日に連絡があってもこれを無視することを推奨・保護しようとする動きです。これに対して、アメリカよりも先に勤務時間外の連絡拒否を法的に議論し始めたことが、あの日本が変わるなら我々ももっと主張すべきだと、自国の労働環境と比較する文脈で大きな反響を呼んでいるとのこと。日本では多くのユーザーが「自動返信テンプレート」をシェアしたりするなど、「過労死大国」のイメージがあった日本がワークライフバランスのリーダー的な存在になるなんて誰が予想した?と、驚きの声が上がっているようです。
さてさて、今回の選挙の結果がどうなるか、楽しみなところです。みなさん、頑張っていきましょう!ではまた!
(米テキサス 谷 景太)
【執筆者プロフィール】
谷 景太(たに けいた)
外資系半導体チップメーカーのエンジニアとして40年勤務。テキサス州ダラス市在住30年。日米交流の助けになるべく、オフタイムには日本からの訪問者を案内している。セキュリティ業界や美術業界における販売促進に実績を持つ。また、五井平和財団の活動に賛同し、ユース作文プロジェクトでのボランティアを10年以上務める。オーストラリアのボンド大学MBAを中退し、最近は世の中の真実を追及すべく長年のエンジニアとしての経験・視点から意欲的に研究活動中。本連載では、アメリカに住む日本人から見えるアメリカや日本の動向・様子を観察しながら気づいたことなどを近未来への警鐘をならしながらも楽しく紹介している。
